スキンケアの基礎知識

SPF、PAは高いほど良い?紫外線吸収剤・散乱剤って?

投稿日:2018年2月13日 更新日:

少しづつ暖かくなると、気になってくるのが紫外線対策。そろそろ日焼け止めを用意しておきたい季節です。
日焼け止めに表示されているSPFとPA。数値が高いほど効果があるように思いますが、実際どうなんでしょうか?
また、日焼け止めには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。
吸収剤と散乱剤の違いの解説もあわせて、日焼け止めの話題です。

SPFとPAの数字と+の数は大きい(多い)方が良い?

紫外線 ニキビ

今販売されている日焼け止めは、SPA50+、PA++++が最高値です。
数値が高ければ高いほど紫外線ブロック効果は強くなりますが、肌への負担も大きくなります。
毎日数値が高い日焼け止めを使っていると、肌が乾燥してしまいます。

日常ならSPFは30ぐらいで十分

SPFは、紫外線B波(UV-B)をブロックする効果を表しています。
UVBはエネルギーが強く、じかに当たると赤く腫れてヒリヒリします(サンバーン)。
肌を守るためにメラニン色素が生成されて、赤くなった数日後に黒くなります。

雲やガラス窓である程度遮ることができますが、散乱性が高いので壁や地面に反射してあらゆる方向から届きます。
7月、8月の夏場に特に強く降り注ぎ、冬になると減っていきます。

UVBに当たると肌がごわつき、乾燥するようになってしまいます。
平均的な日本人は、日光に当たって約20分後にサンバーンを起こします。
SPFが15の場合は20分×15(5時間)の計算で、サンバーンが起こるまでの時間を5時間先延ばしにできます。

日常生活ではSPF30ぐらいがちょうど良い数値です。野外でスポーツをしたり海に行くときなどは、SPF50ぐらい必要です。
汗などで流れてしまうと意味がないので、できるだけこまめに塗りなおしましょう。

普段使いはPA++ぐらいが安心

PAは紫外線A波(UV-A)をブロックする効果を表します。
UVAは紫外線全体の90%を占め、エネルギーは弱いですが表皮のさらに奥の真皮まで到達します。
真皮にはコラーゲン繊維やエラスチンなどがあり、肌のハリや弾力を保っています。
UVAはコラーゲンやエラスチンを傷つけてしまいます。

雲や窓ガラスではほとんど遮られず、冬場も変わらず降り注いでいます。
日焼けサロンで使われるのもUVAで、すでにあるメラニン色素を酸化させて色が濃くなります(サンタン)。
ターンオーバーがうまくいっていれば時間とともにメラニンも排出されますが、ターンオーバーが乱れているとシミになって残ります。

PAは、肌が一時的に黒くなるサンタンが起こるまでの時間を延ばすものです。2~4倍に伸ばすのがPA+、4~8倍はPA++、8倍以上がPA+++です。
肌への負担を考えると、日常生活ではPA++ぐらいで十分です。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い

日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。

紫外線吸収剤

紫外線のエネルギーを熱に変えて外に放ちます。
肌の上で化学反応を起こすので、紫外線吸収剤を塗ると肌が乾燥して疲れた感じになります。
使用感が良く防御力も高いですが、日常使いには向きません。
レジャーなど特別な時に限って使う方が良いでしょう。

紫外線散乱剤

酸化亜鉛、酸化チタンなどの粉末で、物理的に紫外線を跳ね返します。
肌の表面にくっついて紫外線を跳ね返すだけなので、肌への負担はほとんどありません。
白い粉末なので、配合量によっては白浮きすることがあります。
紫外線防御力は吸収剤より劣ります。
また、金属アレルギーの人は酸化亜鉛が合わない場合もあります。

ミネラルファンデーションに使われるのも酸化亜鉛や酸化チタンなので、ミネラルファンデーションも紫外線ブロック効果が期待できます。
日焼け止めやメイク下地の上からミネラルファンデーションを重ねると、防御力がアップするのでおすすめです。
最近では白浮きするなど使用感の悪さもどんどん改善されて、散乱剤でも使いやすいものが増えています。肌への負担がほぼないという点で、日常使いには散乱剤がおすすめです。

ニキビと紫外線の怖い関係

大人ニキビ 化粧品

紫外線による肌の老化を「光老化」と言って、シミやシワ、たるみなど肌老化の8割が光老化によるものと言われています。
紫外線はシミやシワだけでなく、大人ニキビにも悪影響を及ぼします。

皮脂は紫外線を浴びるとコメド(白ニキビ)になりやすくなります。毛穴に閉じ込められたアクネ菌が分泌するボルフィリンに紫外線が当たると大量の活性酸素が発生し、ニキビの炎症がさらに悪化!
紫外線に当たると肌を守るために角質層が厚くなるので、古い角質がたまりやすくなります。これも毛穴詰まりとしてニキビの原因になります。

またニキビ跡の赤みがシミのように残りやすくなるので、ニキビができているときでも紫外線対策は欠かせません。

シーンに合わせて効果的な紫外線対策を

高いデパコス美容液を使うより、ドラッグストアの日焼け止めの方が美肌効果が高い!と言われるぐらい美肌のために紫外線対策は重要です。
日焼け止めだけでなく、日傘や帽子なども使ってしっかりブロックしていきましょう!

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